「はぁ……がっかりです。何故誰も理解できないでしょうか」
「どうしましたか、お嬢。今日のゲームで、何かありましたぁ?」
「……ちょっといろいろあって」
………
……
…
「ふむふむ。なるほど。お嬢が不機嫌の原因は分かりましたがぁ。でもなぁ、お嬢。今回ばかりはお嬢が悪いぃですよ?」
「……」
「皆が皆、お嬢と同じ立場や視点に立って話を考える訳じゃねぇから、もうちょっと自分の思うことを説明したほうがいいんじゃないんですかぁ?」
「それは……確かに…そうかも…しれません……」
「お嬢は偉いねぇ。しかぁし、自分の過ちをちゃんと認めるのも大事なんですがぁ、それをいかに直すのも重要なことですよぉ?」
「……」
「ともかくぅ、今日はお疲れ様ぁ。気分転換に、あたしがお嬢の好物のダンゴを、作ってあげますからぁ、今日はもうそれぐらいにしましょうねぇ」
「……エヴァンがそう言うなら」
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