猫猫佐祐理 - 2003/1/30 15:17:00
名雪 プレゼンツ 猫の探し方♪
あゆ 「こんにちはっ、あゆだよ」
栞 「こんにちは。栞です」
あゆ 「さぁ!」
栞 「いよいよドラマチックに!」
あゆ 「これから『名雪さんプレゼンツ猫の探し方』始めるよ~」
あゆ (何でドラマチックなんだろ?)
栞 「それはいいのですけど・・・」
あゆ 「なぁに?栞ちゃん?」
栞 「・・・タイトル、これで合ってますよね?」
あゆ 「当然だよ!どうしたの?栞ちゃん」
栞 「いえね、それでしたら・・・どうして名雪さんがいないのかなぁと思って」
あゆ 「!!」
栞 「どうしてそんなに驚いているのですか?」
あゆ 「・・・栞ちゃん」
栞 「ど、どうしたんですか?」
あゆ 「・・・世の中にはね、知らない方がいいこともあるんだよ・・・」
栞 「な、何ですか急に改まって」
あゆ 「栞ちゃん・・・この前退院したばかりだよね」
栞 「!?どうしてそれを?」
あゆ 「なんでって、同じ病院に入院していて、ほとんど同時期に退院したからだよ」
栞 「そういえば・・・同じ病院にたい焼きの食べ過ぎで意識不明になって7年間も
眠っていた患者さんがいたとか聞いたような」
あゆ 「うぐぅ、違うよっ!いくらボクがたい焼き好きでもそこまで食べないよっ!
・・・もしかして、栞ちゃんボクのこと、嫌い?」
栞 「・・・ロケ弁に入っていた辛子を強制的に人のおかずにかけるような人、
全世界の敵です」
栞 「って、そんな事はどうだっていいんですよっ。
大体、内輪ネタ振ってどうするんですかっ」
あゆ 「うぐぅ。正論だよ・・・」
栞 「そんな事より・・・どう言う事ですか?名雪さんがいないわけを
知らない方がいいって言うのは」
あゆ 「・・・世の中にはね、知らない方がいいこともあるんだよ・・・」
栞 「同じ台詞を2回も言わないで下さい」
あゆ 「誰が?」
栞 「あゆさんが」
あゆ 「何を?」
栞 「同じ台詞をですっ」
あゆ 「どうしたの?」
栞 「2回続けていったじゃないですかっ」
あゆ 「誰が?」
栞 「・・・・・・・・・」
栞 「祐一さんの真似する人、嫌いです」
あゆ 「うぐぅ!何で知ってるの?」
栞 「それは秘密です」
あゆ 「うぐぅ・・・」
栞 「いいかげん教えて下さい。名雪さんはどうして、この場にいないんですか?」
あゆ 「うぐっ、こ、これにはいろいろと深い理由があるんだよ・・・」
栞 「どんな理由ですか?」
バタバタ。
真琴 「あう~、ごめんなさい。遅れちゃった・・・」
真琴 「ってあれ?あゆと・・・香里の妹がいる?」
あゆ 「こんにちは、真琴っ。遅かったね」
真琴 「あ、こんにちは」
栞 「私は栞です、ちゃんと名前、覚えて下さい・・・ところで、
真琴さんどうして遅れたんですか?」
真琴 「あう~、名雪に襲われたの・・・」
あゆ 「!!」
栞 「え!?どう言うことですかっ!真琴さんっ!」
真琴 「どう言うも何も・・・あ、これ言っちゃダメだって言われてたんだった」
あゆ 「だめだよぉ、真琴・・・ちゃんとうち合わせ通りにやってくれないと・・・」
栞 「もう遅いですよ、二人して何か隠してますね。さぁ!白状してもらいますよ!」
あゆ&真琴 「・・・・・・・・・」
栞 「全く、さっきからあゆさんが妙に進行を遅らせようとしているから
何かあるなと思っていたら・・・」
あゆ 「・・・本当に、知らない方がいいと思うよ」
栞 「もうそれには引っかかりませんよ。さぁ、何があったんですか?」
真琴 「あう、えっとね・・・」
あゆ 「ダメだよ!真琴!」
真琴 「あ、あう~・・・」
栞 「ダメです、真琴さん。ここまで来たら洗いざらい吐いてもらいますよ」
あゆ 「わっ、栞ちゃん刑事みたいだね」
栞 「昔はよく刑事物も見たので、って、もうごまかされませんよ」
あゆ 「うぐぅ」
真琴 「あうぅ~、真琴、どうしたらいいのよぅ」
キュイ~~ン~~~
栞 「ん?何ですか、あの音?」
あゆ&真琴 「!!!」
栞 「どうしたんですか二人とも?急に青ざめちゃって」
あゆ 「・・・うぐぅ~~~」
ガシッ。
真琴 「香里の妹!逃げるわよっ!」
栞 「だから、私の名前は栞ですっ。で、何で急に逃げるんですか」
あゆ&真琴 「危険だからだよっ!」
栞 「だから・・・何がですかっ!」
トタタッ、トタ。
栞 「? 急に立ち止まってどうしたんです?」
あゆ 「栞ちゃん・・・」
栞 「は、はい」
あゆ 「・・・せっかく拾ったこの命、失いたくないよね?」
栞 「そんなダークな台詞言う人、嫌いです。・・・でも、もっともな意見ですね」
真琴 「でしょ?じゃあ、何も言わずに真琴達と逃げるのよっ」
栞 「何でそうなるんですかっ、て、わっ、ストールを引っ張らないで下さい~」
あゆ 「あ、真琴もう追いついてきたよっ」
真琴 「あうー、さすがね」
ヒョコッ
ピロ 「うにゃー」
真琴 「わぁっ、ピロっ!どこから出てきたのよっ」
ピロ 「うにゃにゃー」
真琴 「うにゃー、じゃ分からないわよぅ」
ピロ 「うにゅー」
真琴 「芸が細かくなってきたわね、ピロ・・・」
あゆ 「あっ、まずいよ真琴!ピロがここにいるって事は・・・」
真琴 「! 2倍速で追いかけてくるわね」
キュキュキュ、キュイ~~ン~~!
あゆ 「わぁっ、いそがないとっ」
真琴 「もっと速く走るのよぅっ」
栞 「待って下さい~、私、走るの苦手なんですっ。
それに状況も余計分からなくなりましたよ」
栞 「って言うか、まだ名雪さんは出てこないんですかっ」
真琴 「今、その名雪に追われているのよぅ」
栞 「え?」
あゆ 「あ、でも名雪さんは名雪さんだけど、違うんだよ。確かに名雪さんに
間違いないんだけど・・・でも、やっぱり名雪さんじゃないんだよ」
栞 「???」
あゆ 「うぐぅ、やっぱり説明は後だよっ。今はここから逃げないと」
真琴 「そうね」
あゆ 「日頃鍛えているこの足で」
栞 「どうやって?」
あゆ 「そう言うツッコミは後にしてよっ」
真琴 「日頃園児達を追いかけ回し、祐一の報復から逃げ回っているこの足で」
栞 「まだやってたんですね・・・」
あゆ&真琴 「絶対にここから逃げ切る!」
あゆ 「・・・んだよっ!」
真琴 「・・・わよぅ!」
栞 「えうー、私の役回りって引きずり回されるだけなんですかっ・・・」
ピロ 「うにゃー」
タイトルに出ていながら名雪登場せず、更にただの漫才トークの模様を
繰り広げながらしかも妙な要素てんこ盛りで
オチも何もなく次回へ続く!(続けんなよ)
・・・大丈夫かこのコーナー?
猫猫佐祐理 - 2003/1/30 15:18:00
名雪 プレゼンツ 猫の探し方♪その2
真琴 「追いかけられているのよっ、ぜぇ、ぜぇ」
あゆ 「というのが、はぁはぁ、前回の、はぁ、はぁ、あ、あらすじなんだよ」
栞 「そ、そんな、はぁはぁ、説明、じゃ、はぁはぁ、だ、誰も分かりませ、ぜぇ、
んよっ。それはともかくいいかげん引っ張るの止めてくださいっ」
パッ
栞 「あ、どうも」
あゆ 「話を戻すけど、そ、そんな事言われても、はぁ、はぁ、はぁ」
真琴 「追われているのにそんな悠長に説明できないわよっ」
真琴 「・・・って、わっ!」
ズデッ
あゆ 「あ、真琴!」
真琴 「あう~・・・」
バタッ
あゆ 「真琴ぉ~!!」
栞 「とうとう力尽きちゃいましたね・・・」
あゆ 「何で病弱もやしっ娘の栞ちゃんよりも元気狐の真琴が・・・」
栞 「・・・そんな事言う人嫌いです。だいたいそれは昔の話ですっ」
あゆ 「でも見た目はやっぱり貧弱だよ」
栞 「・・・シロップ漬けにしてあげましょうか?」
あゆ 「うぐぅ、追いかけられているのも怖いけど今ここにある危険だよ」
栞 「冗談です。でも、これに懲りたら変なこと言わないで下さいね」
あゆ 「うぐっ、ボクの方が先輩なのに・・・」
栞 「7年寝太郎に先輩面されても説得力ないです」
あゆ 「うぐぅ・・・」
ピロ 「うにゃ~」
ペシペシ
あゆ&栞 「・・・あ、忘れてた」
栞 「大丈夫ですか?真琴さん」
真琴 「・・・・・・」
あゆ 「・・・何かビクビク痙攣してるね」
栞 「昔の私よりも青白い顔してますね・・・」
真琴 「・・・・・あう」
栞 「あ、気づきましたよ。生きてますか?真琴さん?」
真琴 「・・・わたし、結婚したい・・・」
あゆ 「うわっ、錯乱してるよっ」
栞 「しょうがないですね・・・」
ゴソゴソ
栞 「ほらほら」
真琴 「・・・肉まんっ!」
パクッ、ガツガツ
真琴 「真琴、ふっかぁぁ~つ!」
あゆ 「うぅ、よかったよぅ」
栞 「私様々ですね」
あゆ 「すごいよ栞ちゃん!・・・ところで、その肉まんどこから出したの?」
栞 「ポケットからですけど?」
あゆ 「しかも何でそんなのほかほかなの?」
栞 「私の心遣いです」
あゆ 「答えになってないような気がするよ」
栞 「そんな心の狭い人は嫌いです」
あゆ 「さりげなく問題すり替えてられてるよ・・・」
真琴 「そんな事よりっ、早く逃げないと!」
栞&あゆ 「・・・・・・」
真琴 「どうしたの二人とも?」
あゆ 「・・・手遅れだよ、もう」
栞 「あ、あれは・・・」
真琴 「ん?」
クルゥリ・・・
真琴&あゆ&栞 「わーーーー!!!」
ガシャ、プシュー
メカ名雪 「・・・・・・」
栞 「な、なるほど・・・私に会わせたくなかったわけが納得できました」
あゆ 「分かってもらえてよかったよ」
栞 「名雪さんではない名雪さん・・・」
真琴 「そうそう」
栞 「逃げなければならないわけ・・・」
あゆ 「うんうん」
栞 「名雪さん!イチゴサンデーの食べ過ぎでこんな姿に・・・」
あゆ&真琴 「なんでだよっ!」
栞 「あれ?違うんですか?」
真琴 「どこの世界に好きな物食べ過ぎてロボットになる人が居るのよっ」
栞 「目の前にいるじゃないですか」
あゆ 「違うよ~」
真琴 「それでいくと真琴やあゆもロボットになってるわよ。もちろん香里の妹も」
栞 「人の名前、覚える気あるんですか?」
あゆ 「仲間割れしている場合じゃないよっ」
栞 「じゃあ、この話は後にしましょう。では・・・この方は?」
メカ名雪 「ギギギギ・・・」
真琴 「そういえば、すぐに襲ってくると思ったけど違うわね」
あゆ 「あ、もしかして・・・」
真琴 「なに?」
あゆ 「ボク達に隠れてるピロを傷つけたくなくて襲ってこないのかも」
真琴 「あ、なるほど」
栞 「この方は一体?」
あゆ 「そうと分かれば、このままピロを隠しながら逃げようっ」
真琴 「今はそれが一番よね」
シャキンッ
あゆ&真琴 「!!!」
栞 「無視しないで下さい・・・」
真琴 「あ、あう~!」
あゆ 「栞ちゃん、その日本刀どっから出したの!?」
栞 「ポケットからに決まってます。それよりも私を無視しないでくださいっ」
あゆ (ポケットから日本刀が出てくる方が問題だと思うけど)
真琴 「何かなゆロボより香里のいも・・・」
スッ
栞 「はい?」
真琴 「いも・・・うとの栞の方がこわ・・・」
ピタッ
栞 「その続きは?」
真琴 「・・・・・・」
栞 「続きは?」
真琴 「・・・・・・・・・」
栞 「つ・づ・き・は?」
真琴 「・・・こわ・・・おこわ・・・そう!おこわご飯は美味しいのよっ」
栞 「この状況には全然関係ないと思いますけど」
真琴 「だって、かお・・・」
クッ、ツー
真琴 「えっと、ちょ、ちょっとね、言ってみたかっただけなの。えへっ」
栞 「・・・まぁ、そう言うことにしといてあげましょう」
スッ、パチン
あゆ 「・・・メカ名雪さんも今の光景見て震えてたよ・・・」
栞 「あゆさん、何か言いました?」
あゆ 「ぜんっぜん何にも言ってな、ないよっ、うんうん」
栞 「そうですか?」
あゆ 「そ、そうなんだよっ」
栞 「わかりました・・・」
あゆ 「分かってもらえて光栄だよ」
メカ名雪 「・・・・・・・・・」
真琴 「そういえばさぁ、か・・・じゃなくて栞って他に何か持ってないの?」
栞 「え?あ、他には短剣から核弾頭までまだまだ持ってますよ」
真琴&あゆ 「か、核弾頭・・・」
栞 「今まで薬瓶を入れていたのでどうも落ち着かなくて」
あゆ 「入れるのもすごいけどどこから手に入れたのかがすごく気になるよ・・・」
栞 「聞きたいですか?」
あゆ 「遠慮しとくよっ」
真琴 「それはおいといて」
あゆ 「いいのかなぁ」
真琴 「今はね。で、それならそれ使ってなゆロボを倒せばいいんじゃないの?」
あゆ 「そうだよね!その手があったんだ!じゃあ栞ちゃんお願いするよっ」
栞 「・・・・・・」
真琴 「栞?」
栞 「そんな事・・・出来るわけ無いじゃないですか」
あゆ 「え?」
栞 「だって・・・名雪さんは!名雪さんはただ!イチゴサンデーの食べ過ぎで
おかしくなっているだけなんですよ!」
真琴 「だからぁ、違うってば」
あゆ 「それを差し引いてもさっき栞ちゃん真琴の首を・・・」
栞 「私は自分の名を覚えない者を討つ者ですから・・・」
真琴 「キャラが違うよ、栞」
栞 「・・・今度は落としますよ?」
真琴 「暴力反対!」
栞 「説得力皆無ですね」
真琴 「あう~・・・」
あゆ 「うぐぅ、また話が脱線したよ・・・」
栞 「いいだしっぺはあゆさんですけど」
あゆ 「ボクは過去のことを気にしない女なんだよ」
メカ名雪 「・・・・・・ン」
真琴 「あ~!!!」
あゆ 「まこ・・・あ!」
栞 「どうしたんですか?」
メカ名雪 「・・・・・・オン」
あゆ 「・・・メカ名雪さんが何か言ってるよ」
メカ名雪 「・・・ピロ、ロックオン」
真琴 「あう、ピロ見つかっちゃったね」
栞 「ということは・・・」
メカ名雪 「・・・アナザーターゲット、デストロイ」
あゆ 「えーと・・・」
真琴 「あう・・・」
栞 「また走らなきゃダメなんですね・・・」
真琴&あゆ&栞 「逃げろーーー」
キュキュ、キュイン、キュイーン!
栞 「えぅ、話がちっとも進みませんでした・・・」
ピロ 「うにゃー」
「ところで、今回までボク達数ヶ月走っていた気がするんだけど・・・」
「気のせい、ではないですね・・・」
「許さないんだからっ」
・・・次こそ話を進めます。間も開けません。m(_ _)m
G.DL - 2003/1/30 16:47:00
这玩艺也太长了啊……汗。
虽然简单,但问题方面还是不要提这么长的。
当然,有人愿意翻的话更好,并且PF咯。
G.DL - 2003/1/30 17:50:00
表笑,有空就翻译翻译,^-^
笑顔男一号に任命する。