回复:名雪的Drama CD的台词连载(附翻译,现已连载结束)
05 雪ウサギ、約束した場所、変わらない気持ち。
---------------------------------------------------------------------------------
祐一:「試験中も部活とは、大変だな」
名雪:「そうなことないよ」
名雪:「あっ」
祐一:「あ、どうした?」
祐一:「雪ウサギ?」
名雪:「壊れちゃってる、可哀想だね」
祐一:「誰かが踏んだんだな」
祐一:「おい、名雪、手、冷たくないか?」
名雪:「冷たいけど、直してあげなくちゃ」
名雪:「でも、片方、目がないね」
祐一:「あ、この辺には、木の実とか、なさそうだしな」
名雪:「うんん」
名雪:「あ、これ」
祐一:「ビー玉」
祐一:「お前、まだ持ってたのか」
名雪:「祐一のプレゼントだから」
名雪:「でも」
祐一:「そうだな」
祐一:「また新しいのを買ってやるから」
名雪:「ありがとう」
名雪:「ごめんね、ちょっと、目の大きさ違うけど」
祐一:「ま、そのぐらいは勘弁して貰わないとな」
名雪:「うん」
祐一:「それじゃ、またあとでな」
名雪:「でも、明日もテストだよ」
祐一:「だから、息抜きだろう」
名雪:「そうだね」
名雪:「でも、どこいくの?」
名雪:「場所聞いてないよ」
はい、水瀬です
ただいま、留守にしております
ご用件がある方は、発信音の後に
お名前とお電話番号をお願いします
あゆ:「祐一くん」
祐一:「うん?」
あゆ:「祐一くん」
祐一:「おお、久しぶりだな、元気だったか」
あゆ:「祐一くん、あのね」
あゆ:「捜し物を、みつかったんだよ」
祐一:「よかったじゃないか」
祐一:「大切なものだったんだろう」
あゆ:「うん、大切な、本当に、大切なもの」
祐一:「見つかってよかったな、あゆ」
あゆ:「あのね、捜していたものが見つかったから」
あゆ:「ボク、もう、この辺りには来ないと思うんだ」
あゆ:「だから、祐一くんとも」
あゆ:「もう、あんまり会えなくなるね」
祐一:「そう、なのか?」
あゆ:「ボクは、この町にいる理由がなくなっちゃったから」
祐一:「へ、だったら、今度は俺の方から、あゆの町に遊びに行ってやる」
あゆ:「祐一くん...」
祐一:「あゆの足で来られるんだったら、そんなに遠くないんだろう」
祐一:「また嫌って言うくらい会えるさ」
あゆ:「そう、だね」
あゆ:「ボク、そろそろ行くね」
あゆ:「バイバイ、祐一くん」
祐一:「あゆ」
祐一:「あゆ...」
名雪:「ごめんね、祐一」
名雪:「遅くなっちゃって」
祐一:「俺の方が遅れたんだ」
名雪:「え?祐一?」
名雪:「でも、祐一が誘ってくれるなんて、珍しいね」
名雪:「どこへ連れて行ってくれるの?」
祐一:「どうしょうもなくバカな男が」
祐一:「約束をすっぽかした場所」
名雪:「え?」
祐一:「俺は、あやまらないといけないんだ」
祐一:「その女の子に、心から」
名雪:「私、この場所はあんまり来ないんだ」
名雪:「この町から出ることもほとんどなかったし」
名雪:「それに、ずっと待ってしまえそうだから」
名雪:「もう、来るはずがないって、分かってる人を」
名雪:「私、バカなんだよ」
名雪:「昔のこと、ずっとひきずって」
名雪:「本当、バカだよ」
祐一:「ごめんな、名雪」
祐一:「本当に、ごめん」
名雪:「だめだよ、だめだよ、祐一」
名雪:「祐一に言いたかった言葉」
名雪:「もう、忘れちゃったよ」
==================================回忆分隔线=====================================
名雪:「私から、祐一へのプレゼントだよ」
名雪:「受け取ってもらえるかな」
名雪:「私、ずっと言えなかったけど、祐一のこと、ずっと...」
=================================================================================
祐一:「俺は、名雪のこと、好きだけどな」
祐一:「仲のいいいとこ同士じゃなくて、一人の女の子として」
祐一:「俺は、名雪のことが、好きなんだと思う」
名雪:「ひどいよ」
名雪:「今頃そんな事いうなんて、ずるいよ」
名雪:「私分からないよ」
名雪:「突然そんなこと言われても」
名雪:「分からないよ」
祐一:「名雪」
==================================回忆分隔线=====================================
名雪:「ほら、雪ウサギだよ。一人で作ったんだよ。」
名雪:「私、下手だから、時間かかっちゃったけど。一生懸命作ったんだよ」
名雪:「これ、受け取ってもらえるかな?明日から、またしばらく会えなくなっちゃうけど」
名雪:「でも、春になって、夏が来て、秋が訪れて、またこの町に雪が降る始めた時」
名雪:「また、会いにきてくれるよね」
=================================================================================
祐一:「名雪」
はい、水瀬です
ただいま、留守にしております
ご用件なる方は、発信音の後に
お名前とお電話番号を……
祐一:「名雪」
名雪:「ごめんね、寒いのに」
祐一:「いや、もう大丈夫だ」
祐一:「秋子さん、遅いな」
名雪:「うん、忙しいんだよ、きっと」
名雪:「でも、もう直ぐ帰ってくるよ」
名雪:「ケーキ持って」
祐一:「イチゴじゃなかったら、どうする?」
名雪:「お母さんは約束守るよ」
名雪:「前もね、すごく遅くなったとき」
名雪:「ケーキ屋さんも開いてなかったのに」
名雪:「持ってきてくれたもん」
祐一:「どうやって?」
名雪:「多分、作ってくれたんだと思う」
名雪:「私が、泣いて拗ねてる間に」
祐一:「しょうがないな」
祐一:「お前も泣くなよ」
名雪:「だって、子供の頃だもん」
祐一:「秋子さんも大変だな」
祐一:「名雪みたいな娘を持つと」
名雪:「そうかも知れないね」
名雪:「祐一」
祐一:「うん?」
名雪:「今日は、びっくりしたよ」
名雪:「行き成りあんなこと言われるなんて」
名雪:「思ってもみなかった」
名雪:「もう、祐一があの冬を思い出すことは」
名雪:「ないって、思ってだから」
祐一:「そうか」
名雪:「だから、分からないっていう答えしか」
名雪:「出なかった」
名雪:「私、あれから考えたんだ」
名雪:「ずっと、考えたんだよ」
名雪:「私、あんまり頭はよくないけど」
名雪:「でも、一生懸命考えたよ」
名雪:「そして、でた答え」
名雪:「何度考えても、ずっとこの答えだった」
名雪:「わたしの答えは」
名雪:「イチゴサンデー、七つ」
名雪:「それで、許してあげるよ」
名雪:「祐一だけ、特別サービスだよ」
名雪:「だって、私もまだ、祐一のこと好きみたいだから」
祐一:「名雪」
名雪:「祐一、ちょっと苦しいよ」
名雪:「力入れすぎだよ」
名雪:「でも、暖かい、祐一」
水瀬秋子さんのご家族の方ですね?
昼間から連絡していたのですが
水瀬秋子さんは、帰宅途中に
居眠り運転の車と接触して
危険な状態です
意識が戻っていません